福寿園・大福茶はどんな味?読み方・由来やお正月に飲む意味は?お年賀にもおすすめ!

手土産

みなさん、こんにちは。

今回は新年を迎える日本の伝統的な飲み物

「大福茶(おおぶくちゃ)」

その深い味わいや読み方や由来、

お正月に飲む意味について詳しくご紹介します。

 

今回は、京都の老舗「福寿園」の大福茶を中心に、

販売情報や特徴をお伝えしますね。

 

大福茶はどんな味?材料は?

大福茶は、お茶に特別な具材を加えた

お祝いの飲み物です。

 

お店によっても材料は異なりますが、

大福茶の基本的な材料には、

上質な煎茶や玄米茶に、

梅干し、昆布、金箔などが使用されます。

 

これらの具材が新年を象徴する

縁起の良い食材として選ばれているのです。

 

福寿園の大福茶では、

茎茶と、梅干し、昆布が入っています。

大福茶・福寿園

大福茶・福寿園

左側の袋には、

茎茶のティーバッグが10袋。

大福茶・福寿園

福寿園の説明書には、

急須に入れて使用するように書かれていますが、

最近は急須の無いお家も多いので、

ティーバッグに入っているのは扱いやすく

助かりますね。

大福茶・福寿園

右側の透明な袋には、

梅干しと昆布が5個ずつ入ったものが2袋あります。

大福茶・福寿園

 

大福茶の味わいですが、

昆布の旨みが口に広がり、

後味に残るほんのりとした塩味が特徴的です。

 

飲むと心が温まり、

新しい一年を迎えるにあたり

気持ちがキュッと引き締まるような味わいです。

 

お茶としての上品な味わいだけでなく、

具材が生み出す旨みが一杯の中に詰まっているのが、

大福茶の魅力です。

 

大福茶の中には金箔が入った商品もあり、

見た目にも豪華で特別感を演出してくれます。

 

そして、福寿園の大福茶には「かりがね」が使われており、

そちらにも縁起の良い意味があります。

 

ちなみに「かりがね」とは、

玉露や煎茶などの茶葉を製造する際、

選別される茎の部分を集めたお茶のこと。

 

京都では「かりがね」と呼ばれ、

全国的には「茎茶」と呼ばれることが多い様です。

 

かりがねには、その茎の白さから、

「共白髪」にちなみ、

共に白髪になるまで仲良く、

長生きできる様にとの願いが込められています。

 

大福茶の読み方・由来は?

「大福茶」は「おおぶくちゃ」と読みます。

大福茶・福寿園

この名称には、

「大きな福を呼ぶお茶」という願いが込められています。

 

その起源は平安時代に遡ります。

 

当時、疫病が流行していた際、

天台宗の僧侶・空也が庶民にお茶を煎じてふるまい、

悪疫が治ったと言われています。

 

当時の村上天皇にも献上されたため、

王服茶・皇服茶と呼ばれ、

庶民に福を与えたことから、

後に大福茶の名が生まれたとのことです。

大福茶の由来 福寿園

以来、お正月の元日に一年の健康と福を願って

福梅。福昆布とともに大福茶を飲む習慣が広がりました。

 

名前の「大福」は、

健康と繁栄、幸福を象徴する言葉で、

特に新年にふさわしい意味合いを持っています。

 

大福茶をお正月・元旦に飲む意味は?

大福茶をお正月の元旦に飲む意味は、

その一年の健康や幸福、家族の繁栄を願うことにあります。

 

この風習は、

日本独自の「一年の始まりに願いを込める」

という考え方から生まれました。

 

また、大福茶には

「邪気を払う」という意味もあります。

 

梅干しや昆布が持つ塩分や旨味成分が、

体を温めたり、厄除けの象徴とされたりすることから、

新しい一年を清らかにスタートさせる飲み物として定着しました。

 

さらに、茶道の初釜(新年最初の茶会)でも、

大福茶が取り入れられることがあります。

茶道においても、

健康や平穏を祈る象徴的な存在として大切にされています。

 

大福茶・福寿園の販売期間、日持ち・価格は?

京都の老舗茶舗「福寿園」では、

大福茶を毎年限定販売しています。

大福茶・福寿園

 

福寿園の大福茶は

伝統的な製法と厳選された材料で作られており、

新年のお年賀としての贈り物や自宅用としても人気です。

 

パッケージもゴールドで、

新年のお年賀にふさわしい縁起の良い色合いです。

大福茶・福寿園

のしも頼むと

「お年賀」ののしをつけてくれますよ。

大福茶・福寿園

販売期間

福寿園の大福茶は、

例年10月上旬から1月始め頃までの期間限定で販売されています。

 

福寿園の大福茶は、

無くなり次第、販売終了です。

 

お年賀やお正月に自宅でいただく商品としても

大福茶は人気で売り切れてしまうことも多い為、

早めの購入をおすすめします。

 

日持ち

大福茶の商品は、

製造日より270の日持ちが可能です。

 

ただし、開封後は早めに使い切ることを推奨します。

 

特に梅干しや昆布が入っている商品は、

保存状態にも注意してくださいね。

 

価格

福寿園の大福茶は、

10袋入りの価格が1,080円(税込)です。

 

一般的な大福茶は

1,000円~2,000円程度の商品が一般的です。

 

梅干しや金箔が入った特別仕様の商品は、

3,000円を超えることもあります。

 

贈答用として美しい包装が施されたセットも人気で、

価格に見合う高級感がありますよ。

 

【まとめ】

大福茶は、その味わいだけでなく、

由来や意味を知ることで一層特別な存在になります。

新年の朝に家族で飲むことで、

幸福と健康を願いながら一年のスタートを切ることができます。

 

福寿園の大福茶は、

伝統と品質を大切にした一品で、

お年賀の贈り物や自分へのご褒美としても最適です。

 

ぜひ新年の風物詩として、

大福茶を取り入れてみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました