「赤門テラスなゆた」実食レビュー!椎名町のランチへお寺カフェごはん

寺カフェ

西武池袋線池袋の1駅となりの椎名町駅。

そんな都心の駅を出たらすぐ目の前にあるお寺カフェ「赤門テラスなゆた」。

こちらは真言宗金剛院の境内にある寺カフェになります。

都内にいるとは思えない、お花や緑など自然を感じられるお店です。

屋内だけでなくテラス席もあり、開放感あふれる癒しの空間。

そんな椎名町の寺カフェでランチに「お寺ごはん」をいただいてきたので、実食レビューをしたいと思います。

1.椎名町の寺カフェ、金剛院「赤テラスなゆた」へのアクセス

まず、椎名町改札(改札は一つ)を出たら左へ曲がり北口方面へ。

つき当たりが二手に分かれていますが、右の階段を降りると金剛院「赤門テラスなゆた」さんがもう目の前に見えてきます。

赤門テラスなゆた アクセス

かなり方向音痴で迷子になってしまう私でも、安心してたどり着ける場所なので助かります。

2.お寺カフェの店名「なゆた」の意味は?

なゆたという意味は、仏教用語でサンスクリット語の“nay uta” を音訳したもので極めて大きな数をあらわします。
一・十・百・千・万・億・兆・京はご存じでしょうが那由他(なゆた)は、さらにその上にあり、0が72個もついています。

私たちの身の回りにはたくさんのありがとうやおかげさまがあります。そこに気づくことが仏の教えでもあるのです。(赤門テラスなゆたのHPより引用)

「なゆた」とは数を表しているんですね。

確かに生まれてから今までちょっとしたことの感謝を数えると、数え切れない程たくさんのありがとうやおかげさまがあるかも。

そんな風に、こちらのお寺カフェ「赤門テラスなゆた」に来ると当たり前のことを振り返る気持ちになれそうです。

3.カフェ「赤門テラスなゆた」のお寺ごはん、スイーツのメニューってどんなもの?

店内の扉を入るとすぐテーブルにメニューが置いてあるので、そちらでメニューのオーダーと会計を済ませます。

会計は現金のみなのでご注意くださいね。

今回はランチに伺ったので「お寺ごはん」の中から「ささみのくるっと焼きフライ」(税込1,760円)にすることに。

赤門テラスなゆた メニュー

内容は

・おかず4種

・サラダ

・有機酵素玄米(白米に変更可)

・味噌汁

・ほうじ茶

ご飯お量は少なめ・大盛り(+100円)・まんが盛り(+200円)と選ぶことが出来ます。

今回は普通盛りにしましたが、まんが盛りというのもどのくらいの量なのか興味津々です。

お寺ご飯だと精進料理を想像しますが、こちらはお肉も使ったメニューもあるのでスタミナつけたいなという気分の時でも助かりますね。

フードメニューには日変わりカレーやマクロビカレーもあるみたいなので、そちらも今度は食べてみたいです。

赤門テラスなゆた メニュー

・日替わりカレー(ドリンク付き) 税込1,760円

・マクロビカレー(ドリンク付き) 税込1,925円

・キッシュプレート(サラダ、スープ、ラペ付き、ドリンク付き) 税込1,760円

・デリプレート酵素発酵玄米ほうじ茶付き 税込1,760円

 

ちなみに、お寺ご飯は平日と土日祝では料金が異なるとのこと。

・平日ランチ 税込1,320円

・土日祝ランチ 税込1,760円

今回は土曜日に伺いました。

 

ご飯以外にもケーキセットやぜんざいなど、スイーツも充実しています。

赤門テラスなゆた メニュー

ちなみにお寺の境内にある木の中には、立派なしだれ梅があります。

赤門テラスなゆた しだれ梅

よく見ると、梅の実が少しずつふっくらしてきていました。

赤門テラスなゆた しだれ梅

こちらで採れた梅の実をジュースにして、寺カフェのなゆたさんでもメニューで提供しているとのことです。

お寺さんで作られた梅ジュースなんて貴重で、ご利益もありそう。

そちらも是非いただいてみたいですね。

 

4.カフェ「赤門テラスなゆた」のランチ「お寺ごはん」実食レビュー

それでは、お寺ごはんの実食レビューです。

屋内とテラス席がありますが、この日は天気が良かったのでテラス席でランチをすることに。

赤門テラスなゆた 店内

赤門テラスなゆた テラス席

テラス席ではペットも同伴可とのこと。

リードフックが設置してある席もあるので、散歩途中の休憩にも利用出来そうですね。

目の前には、お花や木々の緑に囲まれた弘法大師修行像が見えます。

赤門テラスなゆた  弘法大師修行像

ご飯が届くまでしばしの間、森林浴で美味しい空気を吸いながらリラックス。

すでに空気が美味しいくて、癒されます。

心地よい風を感じたり小鳥のさえずりも聞こえてきて、ここは東京だったっけ?と思わず都内にいることを忘れてしまいそうな空間です。

10分ほどすると、お待ちかねのお寺ご飯「ささみのくるっと焼きフライ」が届きました。

赤門テラスなゆた ランチメニュー「ささみのくるっと焼きフライ」

お寺ご飯だと茶色っぽいかなと思いましたが、カラフルで彩りもよく見た目から美味しそう。

主菜のささみのフライには中にシソとチーズがくるまれています。

ソースは別添えなのでかけていただきました。

カラッと揚がっていて、フライだけれどもシソの風味でさっぱりいただけます。

大きさも一口サイズで食べやすかったです。

おかずはパプリカと玉ねぎのピクルス、えのきの梅和え、ひじきの煮物、ピーマンの茄子炒め。

定食で4種類もあるのは中々ないので、贅沢な気分になりました。

有機酵素玄米はもちもちしていて、味わい深いご飯です。

お味噌汁はお麩に大根の葉っぱやキャベツなど野菜が入っていていました。

お寺ごはんだけあって、味付けは全体的に薄めで優しい味つけ。

ですが、ボリュームがたっぷりなので物足りないなんてことはなく、お腹いっぱいで満足しました。

いつも仕事の休憩時間のランチだと慌てて食べてしまいますが、こちらのご飯は時間を忘れて一口一口ゆっくり噛んで味わいたい。

そんな気分に自然となってきます。

 

ちなみにこちらは別日のランチでいただいた、くるま麩のフライ。

赤門テラスなゆた ランチメニュー 「くるま麩のフライ」

くるま麩のフライをいただいたのは初めてでしたが、もっちりしていてお肉がなくても満足感たっぷりでしたよ。

この日のお客様は女性同士、ご夫婦やカップル、男性同士など様々。

男女比も4:6くらいとカフェですが男性も多い印象でした。

 

ゆっくり食事をした後は、お寺の散策。

テラス席から見えていた、弘法大師修行像を右に入っていきます。

するとそこにはドラえもんとマンガ地蔵様が。

赤門テラスなゆた ドラえもん マンガ地蔵

なぜお寺にドラえもん?と思いますが、椎名町といえば昭和を代表とする漫画家が集まった街。

ドラえもんの作者、藤子不二雄(A)。

赤塚不二夫、手塚治虫、石ノ森章太郎らが居住していたトキワ荘があった事で有名ですよね。

だからか、マンガ地蔵様も右手に持っているのはGペンだったり、衣には「カリッカリッ」や「シャッシャッ」などユニークなデザインになっています。

赤門テラスなゆた マンガ地蔵

「創造する人の縁を結ぶ」とのことなので、漫画家を目指している人や、芸術関連の人は一度お参りするのもいいかも。

赤門テラスなゆた 境内

そしてお寺の境内を奥に進むと・・・。

赤門テラスなゆた 境内

右手には木石という約1,000年前のケヤキ。

そして左には、ひとこと願い地蔵様が。

赤門テラスなゆた ひとこと願い地蔵

小さくて首を少し傾げている様子が可愛らしいお地蔵様です。

私も一つだけお願い事をしてきちゃいました。

椎名町のお寺カフェ「赤門テラスなゆた」は都内で自然を感じながらランチをいただける、癒しの空間のお寺カフェでした。

旅行する時間まではないけれど、休日にゆっくりした時間を過ごしたい時におすすめです。

 

♦︎赤門テラスなゆたの店舗情報♦︎

【営業時間】月・水・木・金 10:00-16:00(Lo.15:30)

土日祝 10:00-17:00(Lo.16:30)

【定休日】火曜(祝日の場合は営業)

【住所】東京都豊島区長崎1-9-2

【アクセス】椎名町駅北口徒歩すぐ

【TEL】03-3530-8824

【席数】28席

【HP】https://nayutacafe.com/

【お支払い方法】現金のみ

※料金など情報は掲載時のものになりますので、ご了承下さい。

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